製品情報

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工作機械(ユニット例 )

高速NCフェーシング(U軸センター)

NCフェ-シングとは、スピンドル中心軸方向のZ軸とは別に、スピンドルの径方向にもう一つの移動軸(U軸)を設け、それをNCで駆動する加工方法です。  当社の今までのNCフェーシングユニットは、鉄系加工用として中速(1500rpm以下)・高剛性・重切削対応・高精度のものでした。今回開発したものは、高速・高精度・軽切削用ユニットです。
 その主要点は、 1.主軸高速回転    -- 5000rpm(全ストローク対応)
         2.最大U軸ストロ-ク -- 26mm(半径値)
         3.ATC機構付き                       です。
 F=αWrn2  (F;遠心力,α;定数,W;重量,r;重心半径オフセット,n;回転数) 仮に今の計画回転数が5000rpmで、移動物体重量W=1kg,最大重心オフセット量r=13mmとすると、その発生遠心力は3500Nとなります。そのままでは、その力が振動発生源となり機械に大きな振動を与えるだけでなく、遠心力がそのまま駆動系に戻るため、場合によっては駆動系まで破損する危険もあり、とても機械として成り立ちません。  それを解決する為に、本機構では回転ヘッド内で重心移動が起らない偏心軸構成を採用しました。偏心軸構成とすることにより、原理的に駆動系も含めヘッド外部に遠心力が一切作用しない為安全です。そのうえ、全体としても、非常に小型・軽量にまとめることが出来ました。
 もう一つ大きな特長として、上記の偏心軸のままだけでは、軸を旋回させ刃物を半径方向に移動させた際に刃物のスクイ角が大きく変化してしまいます。しかるに本機では偏心軸を2重構造にし、なおかつ、それを機械的に反転同期させることにより、4倍の移動量にすると共に刃物のスクイ角が一定となるようにしてあります。遠心力が外部に作用しないため、遠心力による遊びの方向反転も無く、全ストロークにわたって滑らかなフェーシング加工が可能です。
本ユニットは、1ツ-ルでも多径の加工処理が可能で、充分な用途が考えられます。しかし、多種ツ-ルを使用したいという市場のニ-ズに答えるため、ATCできる構成です。  従来の(MC+U軸加工用)加工時にあった悩みや不満足感も、一挙に解決します。そして、当社では、さらなる高速化対応の様々なニーズを視野に入れ積極的に開発中です。

業界
自動車業、電機業、一般
ワーク名称
軸受など
加工内容
穴繰り、フェーシング、テーパー穴、テーパーネジ切
機械構成
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搬送形式
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仕様
高速U軸加工
製造年月日
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